心も弾む暖かさ 青森県内9日、気温上昇 八戸市17.2度

暖かな日差しを受けながら練習に取り組むFC青森福田の子どもたち=9日午前11時42分、青森市の合浦公園

 9日の青森県内は、高気圧などの影響で昼ごろにかけ好天に恵まれた。日本海北部の低気圧や前線に向けて暖かい南風が吹き、八戸市で最高気温17.2度を記録するなど気温が上昇。青森市ではサッカークラブの子どもたちが練習に汗を流していた。

 青森地方気象台によると、各地の最高気温は三戸16.5度、三沢16.2度、鯵ケ沢15.9度、青森と野辺地15.6度、弘前14.1度など。全域で平年より7.5~10.9度高く、10月下旬~11月中旬並みの暖かさだった。

 午前11時過ぎに気温が15度を超えた青森市の合浦公園は、正午ごろまで暖かな日差しに包まれた。園内のグラウンドでは、FC青森福田の小学4、5年生メンバーがドリブルやシュートなど基本技術を確認。佐藤一颯(いっさ)君(堤小5年)は「暖かいからみんなのコンディションもいい。来週の大会に向けチームの決定力を上げたい」と意気込んだ。

 気象台によると、10日の県内は冬型の気圧配置となり、曇りや晴れで、午後は雪の降る所がある見込み。各地の予想最高気温は八戸8度、弘前7度、青森とむつ6度、深浦5度。

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