広島市消防局の管内での救急出動が今年、過去最多となる見込みです。
広島市消防局によりますと、管内での救急車の出動件数は、今年、11月末の時点で6万5976件と、去年の同じ時期に比べて5.7%増加。過去最多だった去年1年間の出動件数を上回る見込みです。
このうち搬送の必要がなかったのは2割弱で、件数にして去年より10%ほど増えています。一方、搬送先の医療機関への交渉が4回以上で、現場滞在時間が30分以上となる「搬送困難事案」は去年より15%増えています。
消防局は、「救急車を呼ぶべきか迷ったら、救急相談センター『＃7119』に電話で相談して適正な利用に協力してほしい」と呼びかけています。
