ハードルが高い子連れの買い物→しかし、周りの温かい心遣いに「泣いちゃいました」「私もやってみたい」の声

小さい子どもを連れての買い物は大変なことがたくさんあります。子どもが勝手に商品を触ってしまったり、急に機嫌が悪くなったりと、困った経験のある人も多いでしょう。

和栗ぐり(@waguri_guri)さんは、年子の子どもを育てるお母さん。Instagramで育児漫画を公開しています。日々の出来事や子育ての悩みなどをテーマにした漫画には、共感の声がたくさん寄せられています。

今回投稿されたのは、子どもを連れて買い物に行ったときのエピソードを漫画にしたもの。

漫画を読んだ人からは「やさしい世界」「泣いちゃいました」などのコメントが寄せられました。

小さな子どもを連れての買い物は大変ですが、周りの人が助けてくれることも多くあります。投稿された漫画のなかには、たくさんの優しさが溢れていました。

周りの人たちの温かい声掛け

子どもを連れての買い物は、レジでお支払いが終わったあとも大変です。一人なら使ったかごを戻すのは簡単なこと。しかし、小さな子の面倒を見ながらではそれが困難なことも。そんなとき、さっと「一緒に片づけちゃいますね」と言われたら、有難いですよね。

お買い物②(@waguri_guriさんより提供)

また、子どもは急に機嫌が悪くなってしまうことも。周りの目は気になるし、途中で帰るわけにはいかないし、親としては困ってしまいますよね。和栗ぐりさんもどうしようかと困っていると、さっとシールを渡してくれた人がいたそうです。

お買い物⑤(@waguri_guriさんより提供)

周りの温かさに助けられ、感謝の気持ちでいっぱいだったという和栗ぐりさん。

お買い物⑥(@waguri_guriさんより提供)

有り難い手助け

投稿された漫画について、和栗ぐりさんに詳しい話を聞きました。

ーみーちゃん(娘)がお買い物に行きたがる理由は何なのでしょうか?
買い物では、子どもたちが少しでも気を引くようにペットショップが併設されていたり、子ども向けおもちゃが売っていたりするところを選んで行っています。なので食料品を買うところは早く別のところに行きたくて、お買い物は好きだけど、食料品売り場は嫌!とよく泣いていました。

ーこのときの周りの方の温かい行動にはどう思われましたか?
本当に感謝しかありません。手が足りない状態で助け舟を出してくださる方、そしてギャンギャン騒いでいても、そっと道を開けてくださる方、見守ってくださる方も本当にありがたいです。

ーその後は、お買い物中にお子さんがぐずってしまったときにどのように対処されていますか?
みーちゃんは少し大きくなり、前よりもだいぶ買い物に行きやすくなりましたが買い物は本当に大変です。
基本はネットスーパーを頼んだり、土日に買いだめたりと工夫しています。 買い物に行く時は、お買い物に行っていいかな?と子どもに聞いたり、お買い物終わったら〇〇しようね。と声かけしています。

ー周りの人からの手助けというのは子育てをするうえでどのように感じられていますか?
子育ては、孤独との闘いだと思っています。もちろん子どもはいますが、ワンオペの時は助けてくれる大人はいません。
そんななか周りの人が声をかけてくれると1人じゃないよ、大丈夫だよと言ってくれているようで元気になるし、温かい気持ちになります。

ー子どもを育てている立場としてご自身は他の方にどのようなサポートをしていきたいですか?
迷惑かな?と思うことは実は全然迷惑でもおせっかいでもないかもしれない。子育てをしてそう感じました。
シールをくれたお姉さんのようにシールを常備したり、そっと一言、困っているかなと思ったら声をかけてみたり。周りを見て、小さなお節介を一つでもできたら良いなと思います。

声をかけたいと思っても、おせっかいかなと躊躇するときもあります。少し勇気を出して声をかけてみたら、誰かの手助けになるかもしれませんね。

ほ・とせなNEWS編集部

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