高円宮杯U-18プレミアリーグファイナル決勝は12月10日 (日)、埼玉スタジアム２００２で青森山田高等学校(男子) vs サンフレッチェ広島F.Cユースの試合が行われ、2 - 1で青森山田が見事勝利した。
前半立ち上がりは青森山田が押し込む展開が続いた。しかし徐々にペースは広島へ。広島は10番中川育と8番中島洋太朗を中心に攻撃を組み立てる。前半スコアは動かずスコアレスで折り返した。
迎えた後半。立ち上がり6分、19番井上愛簾がこぼれ球を頭で押し込み先制。その後も広島ユースが優位の状況で試合は進んだ。1点ビハインドの状況で青森山田が動く。13番福島健太に代わり今シーズン怪我に苦しんだ9番津島巧を投入。徐々に流れは青森山田へ。持ち前のセットプレー、ロングスローからチャンスを作り試合終盤は完全に青森山田ペースになった。後半45分、3番小沼が左サイドでロングスローを投げる。このボールがキーパーをかすめそのままゴールに吸い込まれる。終了間際にまさかの形で同点に追いつく。延長突入かと思われたアディショナルタイム、青森山田はさらに猛攻を仕掛ける。ほぼラストプレーの場面、ディフェンスラインの背後に抜け出した9番津島巧が相手GKとの1対1を冷静に決めきり逆転。このまま試合が終了し青森山田が3度目のプレミアリーグファイナルを制した。
残り時間4分で2得点を奪い劇的逆転勝利を収めた青森山田が勝利した。
