「多くのことができずに苦戦」先発出場も前半のみのプレーとなった遠藤航に厳しい評価、チームの不調も理由に「レッズの創造性の欠如が原因」

前半のみのプレーに終わった遠藤航[写真:Getty Images]

リバプールの日本代表MF遠藤航が厳しい評価を受けている。
【動画】遠藤航のロストからPKを与えるもVARが正確なジャッジ!

9日、プレミアリーグ第16節でリバプールはアウェイでクリスタル・パレスと対戦。遠藤は先発出場を果たした。

アンカーで出場した遠藤。ビルドアップの出口が見つからず、苦しい展開が続くと29分には自陣のバイタルエリアでパスを受けた際にウィル・ヒューズが後ろから激しくチャージ。体をぶつけて完全にボールにプレーはしていなかった、そのままプレーが続き、リバプールはPKを取られた。

明らかにファウルと思われるシーンには抗議がなされると、VARが介入。全くボールのにプレーしていないチャージに対し、主審はファウルと判定。PKのジャッジが取り消された。

遠藤は苦しんだ中で、チーム自体も攻撃に活路を見出せず、前半のみでの交代に。後半アディショナルタイムにハーヴェイ・エリオットが見事なミドルシュートを決めて、1-2でなんとか逆転勝利を収めた。

イギリス『リバプール・エコー』は遠藤に厳し目の5点(10点満点)の評価を与えた。

「ボールを簡単に奪われてしまう場面もあった。1度だけ、パレスのPKが認められない、当然ファウルが取られる場面もあった。途中交代」

また、リバプール専門メディアの『This is Anfield』も5点(10点満点)をつけ、あまり良いパフォーマンスではなかったとした。

「アレクシスの不在が他の何よりも大きな要因であることは間違いないが、当然のことながら彼はポジションを守った。(ジャレル・)クアンサーのように、序盤はボールを多く見ていたが、多くのことができずに苦戦。動きが少なく、走るのも少なかった」

「タッチが悪く、1回、2回はボールを奪われたが、VARの判定は正しいものとなり、ウィル・ヒューズが遠藤にファウルをしていた」

「ハーフタイムに交代したが、彼自身がパレス打破に貢献できなかったことと同じぐらい、レッズの創造性の欠如が原因だった」

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