大野4連覇、西山と夫婦V 空手全日本選手権

女子形で優勝した大野ひかるの演武=日本武道館

 空手の全日本選手権最終日は10日、東京・日本武道館で行われ、形の女子は世界選手権覇者の大野ひかる(大分市消防局)が4連覇を果たした。男子は西山走が2連覇。大野と西山は昨年に続いて夫婦で頂点に立った。

 個人組手の決勝は、男子の安藤大騎(エイム)が森優太(豊鉄筋)を下して初優勝。女子は永井カンナ(国士舘大)が中村しおり(エス・ピー・ネットワーク)を退け、初めて制した。

全日本選手権で優勝し、笑顔で撮影に応じる男子形の西山走(左)と女子形の大野ひかる=日本武道館

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