「とても失望している」難敵アストン・ビラに敗戦で首位陥落のアーセナル、アルテタ監督はVARの判定に「明確で明白」と言葉少な

スタンド観戦となったアルテタ監督[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、アストン・ビラ戦の敗戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
【動画】ハヴァーツがネットを揺らすが微妙なハンドの判定に…

9日、アーセナルはプレミアリーグ第16節でアストン・ビラとアウェイで対戦した。

日本代表DF冨安健洋は負傷のため欠場。アルテタ監督は、累積警告によりベンチ入り禁止処分となり、スタンド観戦となった。

試合は開始7分にカウンターからジョン・マッギンのゴールが決まりアストン・ビラが先制。ホーム14連勝中という圧倒的強さを見せ、ミッドウィークにマンチェスター・シティも下している勢いを見せつけた。

アーセナルは何度もアストン・ビラゴールに迫るが、得点は奪えず。1-0で敗れ、首位の座をリバプールに明け渡すこととなった。

試合後、アルテタ監督は敗戦に失望。難しい試合だったとし、自分たちがゴールを決められなかったと振り返った。

「結果にはとても失望している。特に我々のプレーはとても残念だった。我々は自分たちが持っている以上のものを得るに値すると思う。我々の方が優れたチームだと思っていた」

「我々は2月にここに来て以来、今日我々がヴィラに対してやったことをしたチームを見たことがない」

「勝つには十分ではなかった。多くのチャンスを作り出しながら、相手ボックス内でボールをゴールに入れる精度が足りなかった」

また、試合終盤にはカイ・ハヴァーツがネットを揺らしたものの、ハンドだとしてノーゴールに。その前に相手DFも手でボールを扱っているが、ゴールは取り消され、PKも与えられないという事態が起きていた。

アルテタ監督はVARの判定について問われ「明確で明白だ。そういうことだ」と多くを語らず。「それが私の意見。それだけが言えることだ」と、先日猛烈に批判をしたことで処分を受ける可能性があることから、口をつぐんだ。

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