新たに1遺体引き揚げ オスプレイ墜落

 【ワシントン共同】鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故で、空軍特殊作戦司令部は10日、搭乗員の行方不明者2人のうち1人の遺体を引き揚げたと発表した。米軍は搭乗していた8人について死亡したと認定しており、残りの行方不明者1人の捜索を進める。

 事故は11月29日に発生。横田基地配備のCV22が岩国基地(山口県)を離陸し、嘉手納基地(沖縄県)に向かったが、午後2時40分ごろ、機影がレーダーから消失、墜落した。防衛省によると、オスプレイの事故では最多の死者数となった。

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