【キーウ共同】英国防省は10日、ロシア空軍の戦略爆撃機が7日夜、ウクライナの首都キーウ(キエフ)や同国中部に向けて巡航ミサイルを発射したとして、エネルギー関連インフラを狙った冬季の集中攻撃を始めた可能性があると発表した。
ロシアが戦略爆撃機で巡航ミサイル攻撃を加えたのは9月21日以来。ロシアは巡航ミサイルを備蓄し、新たな製造分と共に冬季のインフラ攻撃に使おうとしているとの見方が出ていた。
英国防省は12月7日の攻撃で長距離戦略爆撃機ツポレフ95が使われ、カスピ海上空から少なくとも16発の巡航ミサイルを発射したとみられると分析した。