長崎南山、初戦は山梨学院 全国高校ラグビー大会 27日開幕

第103回全国高校ラグビー大会のトーナメント表

 第103回全国高校ラグビー大会(27日~来年1月7日・大阪府東大阪市花園ラグビー場)の組み合わせ抽選会が2日、大阪市内で行われ、長崎県代表の長崎南山は27日の1回戦(14時50分・第1グラウンド)で初出場の山梨学院と対戦することが決まった。勝ち上がれば、30日の2回戦(10時45分・第3グラウンド)で今春の全国選抜大会4強でBシードの国学院栃木と対戦する。
 各都道府県代表の51校(北海道2、東京2、大阪3)が出場。コロナ禍を経て、4大会ぶりに各校の主将が抽選に臨み、3回戦までの組み合わせが決定した。準々決勝、準決勝のカードはあらためて抽選する。
 長崎南山は九州枠で出場した第100回大会以来、3大会ぶり7度目の出場。11月の県大会決勝で長崎北陽台と26-26で引き分け、抽選で代表権を得た。
 今季の長崎南山の持ち味はバックスの展開力。SH山下蓮を起点に、SO土橋、WTB末永らがグラウンドを広く使って攻めていく。FWもU17日本代表で身長187センチ、体重120キロのプロップ本山をはじめ、プロップ谷口、フランカー長渕ら突破力のある選手がそろっている。昨冬まで2大会連続で8強入りしている長崎北陽台に続いて結果を残したい。
 シード13校は30日の2回戦から登場。V2を狙うAシードの東福岡は朝明(三重)-九州学院(熊本)の勝者、同じくAシードの佐賀工は青森山田-高鍋(宮崎)の勝者と対戦する。大会で初めて合同チームとして出場する若狭東・敦賀工(福井)は27日の1回戦で過去5度の全国優勝を誇る目黒学院(東京第2)に挑む。

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