公共交通に興味をもってもらい利用促進につなげようと、12月10日に宇都宮市で「路線バス」をテーマにしたイベントが開かれました。
10日午前10時に開幕したのは「バスフェスタ」です。
バスの魅力を発信しようと、栃木県内を中心に「関東バス」を運営する関東自動車が去年(2022年)、20年ぶりに再開させ、今年(2023年)は2年連続の開催となりました。
普段まちなかを走る路線バスの車両の展示のほか、廃車になったバスから取り外されたハンドルや座席、方向幕などの販売などが行われました。
去年は、一日を通じて約1400人が訪れたということですが、今年は始まりと同時に約800人に達し、1時間足らずで1千人を超える来場となりました。
中でも盛況だったのが来場者のお目当ての一つ、関東バスの最新の車両をモデルにしたオリジナルミニカーの販売です。今回のバスフェスタに合わせておもちゃメーカーのタカラトミーに依頼し5000個を準備しました。
関東自動車によりますと、今年8月に開業したLRT・ライトラインの影響もあって県民からの公共交通への関心が高まっているといいます。このイベントをきっかけに利用促進につなげていきたいということです。