栃木県ゆかりのプロのフルート奏者たちによるコンサートが、12月10日に宇都宮市で開かれました。
宇都宮短期大学須賀友正記念ホールで行われたのは、「とちぎフルートフェスティバル2023」です。
これは、東京フィルハーモニー交響楽団のフルート奏者でもある、さかはし矢波さん自身がパーソナリティーを務める栃木放送のラジオ番組との縁で集まった、県内ゆかりのプロのフルート奏者たちなど、総勢17人によるコンサートです。
ピッコロやアルトなど異なるフルートを持った7人の奏者が次々と入れ替わり、さまざまな音色で会場を楽しませていました。
そして、10日はこのコンサートのために作曲家の木暮晴さんが書き下ろしたという新作「栃木をゆく」が初めて披露されました。
この楽曲は、木暮さん自身が県内の名所などを訪ね、栃木県をイメージした作品に仕上がっているということです。
コンサートに訪れた約300人の観客は多彩な音色に酔いしれ、演奏者に惜しみない拍手を贈っていました。