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平安末期の武将、木曽義仲の銅像をきれいにする行事「おみぬぐい」が10日、小矢部市の埴生護国八幡宮であり、地元の埴生青年団が一年の汚れを落とした。
銅像は源氏と平氏が争った倶利伽羅合戦の前に、戦勝祈願で義仲が同八幡宮を訪れた姿を表現している。1983年に建立され、高さは台座を含め8メートルある。
ヘルメットと白い装束を身に着けた同青年団の5人が埴生雅章宮司からおはらいを受け、境内の竹で像の汚れを払った。上田康弘団長(38)は「物価高などで生活が苦しい中、地域が潤ってほしいという願いを込めて磨いた」と話した。
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