左腕チェイフィンが2年ぶりタイガース復帰 1年475万ドルで合意

タイガースが慣れ親しんだ顔を呼び戻すことでブルペンを強化した。日本時間12月11日、MLB公式サイトが関係者から得た情報によると、タイガースはブリュワーズからFAとなっていた33歳のリリーフ左腕、アンドリュー・チェイフィンと1年475万ドル+球団オプション1年の契約を結ぶことで合意に至ったという。チェイフィンはタイガースでプレーした2022年に64試合で19ホールド、防御率2.83の好成績をマーク。充実の1年を過ごした古巣に2年ぶりの復帰となった。

チェイフィンはメジャー定着を果たした2015年以降の9年間で63試合以上に登板したシーズンが7度もあるタフネス左腕。カブスとアスレチックスでプレーした2021年に71試合で22ホールド、防御率1.83という自己最高の成績を残し、2022年にタイガースで活躍したあと、今季はダイヤモンドバックスとブリュワーズで合計63試合に登板して51回1/3を投げ、3勝4敗8セーブ、14ホールド、防御率4.73、63奪三振を記録した。

地元紙「デトロイト・フリー・プレス」のエバン・ペッゾルド記者が契約条件の詳細を伝えており、2024年シーズンの年俸は425万ドルで、出来高の条件をすべてクリアすると650万ドルまで増額されるという。また、2025年は年俸650万ドルの球団オプション(またはバイアウト50万ドル)となっており、こちらも2025年シーズンに出来高の条件をクリアすると775万ドルまで増額されるようだ。チェイフィンに保証されているのは、2024年の年俸425万ドルとバイアウト50万ドルを合計した475万ドルということになる。

タイガースのブルペンでは今季、タイラー・ホルトンが59試合で防御率2.11の好成績を残したが、それ以外に計算できる左腕がいなかった。チェイフィンを加えたことにより、左のリリーフという部分に関しては強化されたと言えるだろう。なお、MLB公式サイトでタイガースを担当するジェイソン・ベック記者は「左腕ジョーイ・ウェンツも先発ローテ争いに敗れた場合にブルペンに加わる可能性がある」と予想している。

The post 左腕チェイフィンが2年ぶりタイガース復帰 1年475万ドルで合意 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.