東証大幅反発、一時600円超高 円高一服、輸出銘柄に買い

東京証券取引所

 週明け11日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。上げ幅は一時600円を超えた。外国為替相場の円高ドル安進行が一服したことを好感した。取引開始直後から、輸出関連株を中心に幅広い銘柄に買い注文が入った。前週末の米国株上昇も支えとなった。

 午前終値は前週末終値比509円75銭高の3万2817円61銭。東証株価指数(TOPIX)は32.03ポイント高の2356.50。

 平均株価が前週末までの2日間で1100円超下落した反動から、割安感の出た銘柄を買い戻す動きも出た。相場全体への影響が大きい半導体関連銘柄の値上がりが目立った。

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