ネイマールら輩出の名門サントス、背番号10の着用停止…理由は「史上初の2部降格」

ペレや三浦知良、ネイマールらがプレーしてきたブラジルの超名門クラブであるサントス。

7日に行われた全国選手権1部(1部リーグ)最終戦に敗れ、クラブ史上初となる2部降格が決まってしまった。サントスは最後の5試合で2分3敗と大失速し、残留権まで勝点差1ポイントの17位で降格。

『Globo』によれば、サントスは2部リーグを戦う2024年シーズンは伝統の10番を空き番号にするという。

新会長に選出されたマルセロ・テイシェイラ氏が「理事会に提案する。サンパウロ州選手権では10番でプレーするだろうが、全国選手権では価値あるレベルに達しない限り、10番はつけない。(昨年末に亡くなった)ペレへの敬意を今年のリーグ戦で示してきたのでそれを続ける。我々は1部に戻る。それまでは史上最も輝かしい10番はつけない」と述べたとのこと。

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州選手権は別だが、1部に復帰するまで2部リーグでは10番を欠番扱いにするようだ。なお、サントスの10番はペレやジエゴ、ガンソらが背負ってきた(ネイマールは11番)。

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