奈良クラブは11日、フリアン・マリン・バサロ監督(34)との契約更新を発表した。
フリアン監督は、スペインのバルセロナ出身で、サバでるのトップチームコーチやU-21タイ代表監督などを務め、2021年から奈良で監督を務めている。
チームをJ3に昇格させ臨んだ今シーズンは、上位争いを続けて、昇格争いにも加わった中、最終的には勝ち点57で5位で終了。初挑戦としては大きな結果を残した。
自身も4月の月間優秀監督賞を受賞すると、J3アウォーズでは最優秀監督賞を受賞するなど、充実した1年となった。
フリアン監督はクラブを通じてコメントしている。
「ファン・サポーターの皆さんや奈良の街から日頃受けている愛情は計り知れません。もう1年、私たちのサッカーをすることで感謝の気持ちを表したいと思います」
「奈良クラブを日本のサッカー界で魅力的なスタイルでありつつ、勝者のクラブにするために、これからも一緒に頑張ってくれるスタッフ全員に感謝したいです。また、奈良クラブを、私たちが定めた目標を達成するために、年々多くの資源を持つチームにしてくれる濵田社長にも感謝し、敬意を表したいです」
「2024年シーズンは私にとって奈良での4年目のシーズンとなり、常に成長し、非常にハングリーで、サッカーの世界で重要なことを成し遂げたいと思っている選手たちとともに過ごすことになります。この選手たちをしっかりと大切にしましょう」
「彼らは奈良クラブの歴史を刻み、すでに多くのことを成し遂げていますが、まだまだ私たちに多くの喜びを与えてくれることでしょう。バモス2024!Pasión(パッション、情熱)」