“21世紀のECM“を牽引するピアニスト、ヴィジェイ・アイヤーが 3年ぶりトリオ作品『コンパッション』発売決定

米国ニューヨークで活躍するピアニスト/コンポーザー、ヴィジェイ・アイヤーが、高い評価を得た2021年のECM作品『Uneasy』に続き、同じくベースにリンダ・メイ・ハン・オー、ドラマーにタイショーン・ソーリーを迎えた注目トリオの2作目『Compassion』を2月にリリースすることが決定。あわせて、同作から「コンパッション」の先行配信がスタートしている。

<YouTube:Vijay Iyer Trio: COMPASSION (Full track video)

アイヤーのECMリーダーとしては8枚目のリリースとなる本作は、新たな領域を開拓しようとする彼の意欲を継続させながら、設立55周年を迎えるECMにも大きく貢献した先輩たち、故チック・コリアへの間接的なオマージュとしてアイヤーが選んだスティーヴィー・ワンダーの「Overjoyed」の力強い解釈や、アイヤーにとって重要な師であった前衛の賢人ロスコー・ミッチェルの旋風を巻き起こす「Nonaah」などにも取り組んでいる一方、メロディが魅力的でリズムが爽快なアイヤー自身の曲も数多く収録している。

トリオの仲間についてアイヤーは、「タイショーンは完璧なミュージシャンだ。彼はすべてを聴き分け、作曲家として、また演奏家として音楽を理解している。そのおかげで、彼は未来まで見通すことができる。リンダの場合、ソリストとしての自由な資質があり、私がホルン奏者と経験するようなメロディックなフォイルとして働いてくれる。とはいえ、彼女は他のベーシストのように楽器のトップでソロをとることはあまりない。彼女は低音域で歌うようなソロができるんだ」とコメントしている。

■作品情報

『コンパッション』
2024年2月2日世界同時発売
品番:UCCE-1204
CD予約&デジタル配信はこちら→https://Vijay-Iyer.lnk.to/CompassionPR

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