大谷翔平&ケリー獲得のドジャース ヤンキースとトレード交渉中

米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によると、ヤンキースとドジャースのあいだでトレード交渉が行われているようだ。現時点では詳細は不明だが、ヤンキースはロースターの40人枠に含まれていないプロスペクト1人を放出し、ドジャースのロースターの40人枠に含まれている選手を2人獲得する見込みだという。ドジャースは大谷翔平とジョー・ケリーの契約が正式発表待ちとなっており、この2人をロースターに追加するための「枠空け」をするためのトレードだとみられる。

ドジャースは現時点でロースターの40人枠がフルに埋まっており、大谷とケリーをロースターに入れるためには枠を2つ空ける必要がある。一方、ヤンキースはパドレスからフアン・ソトとトレント・グリシャムを獲得したトレードでロースターの40人枠に含まれていた選手を4人(マイケル・キング、ジョニー・ブリトー、ランディ・バスケス、カイル・ヒガシオカ)放出したため、ロースターの40人枠が2つ空いている状況。ドジャースの40人枠内の選手2人をヤンキースへ移動させるトレードはお互いの状況にもフィットする。

「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者によると、ヤンキースは「ロースターの末尾」くらいの扱いの投手1人とプロスペクトの投手1人を獲得する見込みだという。パドレスとのトレードで有望株のドリュー・ソープも含めて4人の投手を放出し、投手陣のデプスが一気に薄くなってしまったため、ドジャースのロースター整理のためのトレードに便乗し、投手陣のデプスを再構築することを狙っているようだ。

なお、ドジャースとの再契約に合意したことが報じられているケリーは背番号「17」を着用していた選手である。大谷がエンゼルス時代に「17」を着用していたため、ドジャースはケリーに背番号変更を打診したことが報じられている。2人の契約が正式発表されるとき、両者の背番号にも注目が集まりそうだ。

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