熊本MF田辺圭佑が31歳で現役引退…琉球、鹿児島でもプレー「大した選手ではありませんでしたが…」

熊本では合計4シーズンプレーした田辺圭佑[写真:©︎J.LEAGUE]

ロアッソ熊本は11日、MF田辺圭佑(31)の現役引退を発表した。

田辺は埼玉県出身。成立学園高校から中央大学へと進学し、2014年にFC琉球へと加入しプロキャリアをスタートさせた。

4シーズンを琉球で過ごし、J3で121試合5得点、天皇杯で6試合2得点を記録。2018年に熊本へと完全移籍する。

熊本での1年目はJ2で6試合、天皇杯で1試合に出場。チームはJ3へ降格すると、2019年にはJ3で16試合、天皇杯で2試合に出場。2020年に鹿児島ユナイテッドFCへ完全移籍し、2シーズンでJ3通算52試合1得点、天皇杯1試合に出場。2022年に熊本へ復帰していた。

復帰後はレギュラーとしてプレーし、J2で59試合2得点、天皇杯で7試合に出場。2022年はJ1参入プレーオフで1試合に出場していた。

プロキャリア通算ではJ2で65試合2得点、J3で189試合6得点、天皇杯で17試合2得点を記録している。

田辺はクラブを通じてコメントしている。

「この度、退団に伴い現役を引退することにいたしました。プロ生活10年間、大した選手ではありませんでしたが、家族をはじめ多くの方々に支えられ充実した時間を過ごすことができました」

「5歳から始めたサッカーを通じて多くの出会いもあり、その全ては私の財産です」

「サッカー選手ではなくなりますが、また新たな人生を自分らしく歩んでいきたいと思います。またどこかで会える日を楽しみしています!」

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