「第74回NHK紅白歌合戦」日本のテレビ放送70年を記念した特別企画が決定。“副音声の実況トーク”司会はパンサー

NHKで12月31日に放送される「第74回NHK紅白歌合戦」(午後7:20)では、黒柳徹子をゲストに迎え、日本のテレビ放送70年を記念した特別企画「テレビが届けた名曲たち」をおくる。

「NHK紅白歌合戦」は、1953年2月1日に放送が開始され、70年にわたって多くの人に親しまれてきた。その長い歴史の中で、数々の名曲が生まれ、多くの人に夢や希望を届けてきた。「ボーダレス 超えてつながる大みそか」をテーマに掲げる「第74回NHK紅白歌合戦」では、そんなテレビから生まれ、時代を彩った名曲の数々をご紹介する特別企画「テレビが届けた名曲たち」をおくる。

テレビ放送が始まったその日から番組に出演し、これまで数々のヒット番組に携わり、6回にわたって「紅白」の司会を務めるなど、テレビの歴史そのものとも言えるレジェンドである黒柳がコーナーゲストとして登場。黒柳と共に、時代を超えて“ボーダレス”にこれまでテレビが生み出してきた名曲を振り返る。

また、今年も、“副音声の実況トーク”「紅白ウラトークチャンネル」の放送が決定。番組公式サイトNHK MUSIC YouTubeチャンネルで、ライブ配信も行う。司会はパンサー(菅良太郎、向井慧、尾形貴弘)と、「あさイチ」(月~金曜午前8:15)でキャスターを務める鈴木奈穂子アナウンサーが担当。主音声では伝えきれない出場歌手の魅力や舞台裏の情報などを、お茶の間感たっぷりに届ける。

さらに、NHK総合の音楽番組「Venue101」(土曜午後11:00)でMCを務める、濱家隆一(かまいたち)と生田絵梨花によるダンスボーカルユニット・ハマいくが、特別企画で出場することも明らかになった。ハマいくは、2022年11月にデビュー曲「ビートDEトーヒ」をリリース。SNSで大きな反響を呼び、“踊ってみた動画”の再生数は3億3千万回を突破。今年7月には、テレビ局の垣根を越え、NHKと民放の大型特番に同時出演して「ビートDEトーヒ」を歌唱した。まさにボーダレスな活躍を見せた2人の、「紅白」でのパフォーマンスにも期待が高まる。

そのほか、さまざまな関連番組も決定。12月18~22日、26~30日のNHK総合では、今年の「紅白」の魅力を視聴者にナビゲートする2分間のミニ番組「紅白なび」(午後8:43。全10回予定)をおくる。今回司会を務める高瀬耕造アナウンサーが最新情報を伝える。

21日の「SONGS 」(木曜午後10:00)は、「紅白」出場歌手をゲストに迎える“紅白スペシャル”。今年初めて歌手として出場する「SONGS」番組責任者・大泉洋の「紅白」出場歌手発表会見の密着映像も。

23日の「有吉のお金発見 突撃!カネオくん 『年末クセつよ祭り&紅白 SP!お金のヒミツ』」(土曜午後7:30、レギュラー放送は午後8:15)では、番組MCの有吉弘行が司会を務める「紅白」をカネオ目線で徹底的に深掘り。これまでの名シーンや、“あの歌手”にも突撃し、「紅白」の秘密を調査する。

31日には「まもなく紅白!今年もすごいぞスペシャル2023」(午後5:00。中断ニュースあり)をオンエア。今年の「紅白」の見どころを、本番を直前に控えた出場歌手をスタジオに迎え、最新の情報を交えて生放送でたっぷり伝える。MCは山里亮太(南海キャンディーズ)ほか。

そして、2024年1月2日には、 有吉、高瀬耕造アナウンサーらがMCを務める、「生放送!NHK 紅白歌合戦お正月スペシャル」(午後7:20)を生放送。今回の「紅白」を作り上げる舞台裏でどんなドラマがあったのか? 出場歌手はどんな思いで歌い上げていったのか? 臨場感あふれるインタビューや舞台裏のドキュメントを届ける。

なお、「第74回NHK紅白歌合戦」のラジオ司会は、渡辺健太アナウンサーと森田茉里恵アナウンサーに決定した。

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