県営鉄道 多古線の遺構を訪ねる見学会/千葉県・芝山町

県営鉄道 多古線の遺構を訪ねる見学会/千葉県・芝山町

 かつて、北総地域を走っていた鉄道の遺構を訪ねる見学会が、千葉県芝山町などで行われました。

 県営鉄道多古線は明治から昭和にかけて成田と八日市場、現在の匝瑳市の間を結んでいました。

 今回の見学会は終戦直後の1946年に廃線となったこの県営鉄道の遺跡を訪ねようとしばやま郷土史研究会が開催したものです。

 見学会には郷土史ファンなど12人が参加。「軽便鉄道を考える会」の醍醐義治さんの説明を受けながら、線路跡や旧千代田停車場、それに鉄製の枕木が出土した場所やゆかりの間倉街道などを見学して回りました。

 この地域は、成田空港の機能強化に伴う第3滑走路の建設予定地が含まれていて、芝山町は移転地区の記録映像の撮影を行いました。

© 千葉テレビ放送株式会社