富士通V3へ「勝ち切る準備を」 ライスボウルに向け記者会見

アメリカンフットボールのライスボウル進出を決め、記者会見で撮影に応じる(右から)富士通の趙翔来主将、山本洋ヘッドコーチ、パナソニックの荒木延祥監督、青根奨太主将=11日、東京都内

 アメリカンフットボールの日本選手権、ライスボウル(来年1月3日・東京ドーム)で対戦する2チームが11日、東京都内で記者会見し、3連覇を目指す富士通の山本洋ヘッドコーチは「勝ち切れる準備をしていきたい」と抱負を話した。

 3年連続で同じ顔合わせで過去2回はともに接戦だった。8年ぶりの頂点を狙うパナソニックのLB青根奨太主将は「全身全霊を懸けて総力戦で戦う」と雪辱を期した。

 日大アメフト部の違法薬物事件で、競技はイメージダウンが懸念されている。日本協会の寺田昌弘会長は「白熱した試合を通じてもう一度、競技の素晴らしさを届けたい」と語った。

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