赤倉温泉(新潟)の魅力や日帰り&宿泊施設、周辺の飲食店を紹介

赤倉温泉の基本情報

赤倉温泉は硫酸塩泉と炭酸水素塩泉の2つの泉質を併せ持つ貴重な名湯です。2つの泉質が持つ一般適応症(療養泉に共通する適応症)は以下のとおりです。

また、泉質別適応症(赤倉温泉独特の適応症)は以下のとおりです。

そのほか、定評のある効果として「美肌づくり」や「子宝の湯」が挙げられます。

また赤倉温泉には「温泉ソムリエ」を認定する制度があり、温泉ソムリエ発祥の地といわれています。温泉入浴のスペシャリストが生まれる地の自慢の療養泉(特に療養に役立つ泉質をもつ温泉)を、ぜひ体験してください。

赤倉温泉のおすすめ日帰り温泉施設

赤倉温泉郷でおすすめの日帰り温泉施設を紹介します。日帰りで気軽に旅気分を味わいたい方や、小旅行を計画している方、赤倉温泉で手軽に疲れた体をリフレッシュさせたい方は、ぜひチェックしてみましょう。

香嶽楼

「香嶽楼」では、赤倉温泉の湯を源泉かけ流しで楽しめます。ろ過や加熱、循環などを一切行っていないため、浸かっていると「湯の花」と呼ばれる白や黒の物質が、お湯に混ざっているのを目にできます。

しかし「湯の花」は効能成分を多く含んだ温泉に見られる特有の現象のため、お湯に混ざっていても問題ありません。本場の温泉の証だと思って、楽しみましょう。

「香嶽楼」は日帰りプランが用意されており、入浴だけはもちろん、食事も併せて楽しめるプランもあります。日帰りでも温泉宿の食事を楽しみたいという方は特に必見です。そのとき一番美味しい、色とりどりの旬の食材や越後の銘酒を堪能しましょう。

赤倉ホテル

「赤倉ホテル」は、日帰り入浴も受け付けている宿泊施設です。「赤倉ホテル」のお風呂もすべて源泉かけ流しで「湯の花」たっぷりの天然温泉です。

「赤倉ホテル」は100年以上の歴史がある老舗ホテルで、赤倉温泉郷の中でも最大の湯量を誇ります。大浴場や露天風呂はもちろん、ジャグジー風呂、混浴野天風呂(季節限定)など、さまざまなバリエーションのお風呂を楽しめます。

ただし貸切時や混雑時は日帰り入浴できない場合もあるので、ホテルへ事前に電話で問い合わせしておくと安心です。

館内は季節ごとの花々や、美しい絵画で彩られています。気に入った絵画があれば販売可能とのことなので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

赤倉温泉のおすすめ宿泊施設

時間があるのであれば、温泉に浸かり美味しい料理のあとには、そのままゆっくり宿泊したいですよね。ここでは、赤倉温泉のおすすめの宿泊施設を紹介します。

赤倉観光ホテル

「赤倉観光ホテル」は標高1,000mに位置し、眼下には雲海が広がることもある美しい景観が持ち味のホテルです。

大浴場からの景色も素晴らしく、遮るものひとつない絶景を眺めながらの入浴が楽しめます。

また貸切の家族浴室もあるので、人目を気にせずゆったり温泉を堪能したい方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

客室からの眺めも素晴らしく、妙高山が見える部屋と野尻湖が見える部屋に分かれています。洋室がメインですが、グループ客向けの和室も用意されているので、宿泊する際はホテルへ空き状況を問い合わせるのがおすすめです。

飲食施設は5種類併設されており、和食から洋食まで、さまざまな料理を気分に合わせて味わえます。

また宿泊客なら無料で利用できるジムも併設されているので、思いっきり体を動かしたあとに赤倉の温泉を堪能するのもおすすめです。

旅館おかやま

「旅館おかやま」は広大な敷地と緑に囲まれた、木の温もりあふれる古民家風旅館です。

「旅館おかやま」では、満天の星空を眺めながら入浴できる露天風呂「白樺の湯」と、まわりを気にせず堪能できる貸切風呂「どんぐりの湯」、リニューアルしたばかりの内湯「ひのきの内風呂」といった3種類のお風呂を楽しめます。お風呂はすべて循環や足し湯を一切していない、源泉かけ流し100%です。

お部屋は和モダンがメインとなっており、洗練された小物や部屋のデザインが魅力です。窓からは四季折々の妙高山の景色が眺められます。

料理は日本海の旬の海鮮や地元で採れる新鮮な野菜や妙高産のこしひかりなど、こだわりの食材を使用して、1品1品、手作りしています。さらに和食と相性の良い銘酒(日本酒)も取り揃えているので、地元の美味しい日本酒と一緒に楽しみたい方には特におすすめです。

温泉と和の文化を楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

赤倉温泉のその他周辺施設

赤倉温泉の周辺には飲食店も数多くあります。ここでは周辺施設の中でも、特に注目しておきたい店舗をまとめたので、ぜひチェックしてくださいね。

みよしや

「みよしや」は、赤倉温泉のご当地グルメ「レッド焼きそば」が味わえる飲食店です。

「レッド焼きそば」は見た目が真っ赤なため、辛そうなイメージを抱きがちですが、赤い見た目の正体は、ソースに使われるトマトやパプリカなどの高原野菜です。

実際は辛くないので、子どもでも安心して味わえます。

SNSでは「辛くない」と驚く声や「名物にふさわしい」という口コミが見られました。赤倉温泉を訪れた際は「赤」にちなんで名付けられたご当地グルメを、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

温泉まんじゅう 萬寿堂

「温泉まんじゅう 萬寿堂」は、赤倉温泉郷のご当地まんじゅうが味わえるお店です。

温泉まんじゅうは店舗内にある自社工場で1つ1つ丁寧に製造しており、出来立てをそのまま梱包して販売されています。

白砂糖と黒砂糖の2色の生地の食感はふわふわです。そのなかに入った北海道産小豆使用の自家製こし餡とのバランスも絶妙で、食べ応えのあるサイズですが、パクパクと食べられますよ。

口コミでも人気が伺えるほか「出来立ての生地が美味しい」「ほうじ茶とよくあう」という声も見られました。

本場の温泉まんじゅうを一度は味わってみたいですね。

スキー場

新潟県妙高市には地域を代表する「赤倉温泉スキー場」と「赤倉観光リゾートスキー場」の2つのスキー場があります。

「赤倉温泉スキー場」はコース幅が広く、ワイドな形状のゲレンデです。緩やかな傾斜が多いので、初級者から中級者に滑りやすいスキー場といえるでしょう。

一方「赤倉観光リゾートスキー場」は、中級者〜上級者向けのコースが多数を占めています。非圧雪のエリアや山頂から麓までの長距離ダウンヒルエリアなど、滑りごたえのある設計が魅力的です。上質なパウダースノーを満喫したい方は、赤倉観光リゾートスキー場が特におすすめです。

なお両スキー場はゲレンデが隣接しており、リフトを使えば2ヵ所のスキー場を行き来できます。

スキーやスノーボードを終えたあとは赤倉温泉で疲れた体を存分に癒やせるのがうれしいですね。

【赤倉温泉スキー場】

【赤倉観光リゾートスキー場】

スキー・スノーボード観光にはスノーライナーが便利

スキーやスノーボードをするのが目的で妙高エリアに行く際は、ゲレンデ直通の高速バス「スノーライナー」がおすすめです。

スキー場への旅行は荷物が多くなってしまい、移動だけで疲れてしまいがちですよね。しかし、直通バスならバスの集合場所に行くだけで目的のスキー場まで連れて行ってくれるので非常に便利です。

重い荷物もバスに設置されたトランクルームに預けておけるので、移動中の負担が激減します。

また電車の乗り変えなどの手間もなく、1本のバスで目的地に到着するのもうれしいポイントです。

「スノーライナー」は行きも帰りも利用できるので、移動で体力を使いたくない方や、体を動かしたあとの疲労が気になる方には特におすすめです。

直通バス「スノーライナー」は簡単に予約できるため、白馬エリアのスキー場に行く際は、ぜひ利用を検討してみてくださいね。

スノーライナーの予約はこちら

温泉と妙高山の絶景に癒されよう

妙高山の絶景を眺めながら浸かる赤倉温泉は格別です。本記事で紹介した日帰り温泉施設や宿泊施設で、ぜひ心ゆくまで赤倉温泉を堪能してください。

周辺にはご当地グルメが味わえる飲食店や難易度の違う2つのスキー場があるので、赤倉温泉を観光する際は、ぜひ訪れてみてくださいね。

スキー場を利用する場合は直通バスのスノーライナーが便利なので、こちらの利用もぜひ視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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