「世界と協力する広州南沙」サブフォーラムを成功裏に開催

AsiaNet 100543 (2035)

【広州(中国)2023年12月6日新華社=共同通信JBN】12月4日、第5回世界メディアサミット(World Media Summit)の中で「Guangzhou Nansha Joins Hands with the World(世界と手をつなぐ広州南沙)」をテーマとするサブフォーラムが成功裏に開催されました。南沙区人民政府(Nansha District People’s Government)によると、この大型イベントには国内の関連分野リーダー、海外メディア代表、著名な専門家、学者、起業家が出席し、全員が南沙の発展に注目しました。サミットのテーマに焦点を合わせた内外のゲストは、中国の海洋生態系の特徴、保全、利用、グリーン環境と気候変動、科学技術と産業イノベーション、グリーンの美しい南沙と生態学的ベイエリアの構築、国際商事仲裁などのトピックについて講演しました。

中国共産党南沙区委員会常任委員兼副区長のWei Min氏は講演で、南沙が広東省唯一の国家レベル新区、中国(広東)自由貿易試験区最大のエリア、広東、香港、マカオの全面協力デモゾーンとして、複数の国家支援戦略の恩恵を受けていると語りました。

新華社Outlook WeeklyのXie Peng副編集長が強調したように、メディアコミュニティーは国際親善を促進し世界的開発を推進するうえで積極的な役割を担う必要があります。南沙はサミットを利用して、世界と協力する立場と決意を示さなければなりません。新しい旅に出発した広東・香港・マカオ大湾区(GBA)の中心にある南沙は、世界中のメディアの質問に自信をもって答えています。力強い勢いがある南沙は世界のメディアからますます注目され、中国が近代化と高品質開発の顕著な成果を世界に見せる新たな窓として台頭しています。

南沙は近年、投資促進の取り組みを拡大してきました。今年初めから、同区は100億元台の新プロジェクト17件、総投資額4500億元以上に調印し、フォーチュン500企業から270件を超えるプロジェクトも導入しています。GBAの中心にある南沙は、限りない生命力と魅力に満ち溢れています。“世界に向けた窓”創出の大望がある南沙は、多国籍企業が発展するための肥沃な土壌を構築しています。

Guangzhou Lee & Man Technology Co., LtdのXin Weixian副ゼネラルマネジャーは「当社が南沙進出を決めたのは、GBAの中心という戦略的位置だけでなく、南沙区政府による将来の発展、社会構築、人材誘致などの先進的計画が理由です。南沙が世界の資本と人材を引き付ける大都市エリアになるのを見るのが待ち遠しい」と語りました。

エジプト国家情報局顧問で元次官のAhmed Sallam氏によると、南沙は独自の経験と国際気候金融センター開設の取り組みから、気候投資・融資試験区を創出しています。南沙は気候投資、融資ルール・メカニズムの革新を精力的に推進しており、その経験は気候投資と関連金融分野に繁栄をもたらしました。現在、世界は気候変動の緊急性を認識するに至りました。エジプトは昨年、関連政策を導入し、いくつかのエネルギー貯蔵プロジェクトに乗り出して、グリーンエネルギープロジェクトに着手しました。南沙が中国、さらには世界に前例を示す可能性があります。同顧問は今後のエジプトと南沙の協力拡大も期待しています。「今回は2度目の中国訪問で、南沙は初めてです。この間、企業数社を訪問しましたが、それは私にとって本当に目を見張るものでした。南沙の美しい環境にも深く感動しました」と話しました。

ソース:Nansha District People's Government of Guangzhou City