長野県と新潟県にはファミリー向けのスキー場が多数！
長野県・新潟県のスキー場には凄腕のスキーヤー・スノーボーダーが集まるため「子ども連れや初心者が行っても大丈夫なの？」と思われるかもしれません。
しかし実は初心者用コースやキッズパークやスクールなどが完備されているスキー場も多く、小さな子どものいるファミリーでも、1日をとおして満喫できるという魅力があります。
ここからは長野県と新潟県の2つのエリアに分けて、ファミリーでぜひ行ってほしいスキー場をご紹介します。
ファミリーにおすすめ長野県のスキー場7選
小さな子どもやファミリーにおすすめしたいアクティビティが満載な長野県のスキー場を7つご紹介します。
白馬コルチナスキー場
小さな子どもの雪山デビューにおすすめなのが「白馬コルチナスキー場」の「キッズパーク・エリア」です。スキーやスノボができない子どもでも、ソリやチュービングで雪遊びを楽しめます。チュービングエリアとソリエリアの1DAYパスポートも販売しています。
「雪遊びパーク・エリア」では、かまくらで食べるランチやアイスクリーム作り・雪上車ライドやソリ遊びなど、雪国を全身で感じられるアクティビティが満載です。
スキー場までは羽田空港・成田空港からのシャトルバスや、JR南小谷からの無料送迎バスも利用可能です。
白馬乗鞍温泉スキー場
「白馬乗鞍温泉スキー場」には、ホテル横にだれでも無料で利用できる「キッズパーク」があります。ネットで囲まれているので、子どもは親の目の届く範囲で遊具やソリ遊びを楽しめます。
初級コースの「はくのりファミリーコース」は、平均斜度5度というとてもなだらかな斜面なので、スキーやスノーボードを始めたばかりの人でも安心して滑れます。
1月～3月に毎月1回ある「スキーこどもの日」には、小学生のリフト券が半額になるサービスもあります。日本トップクラスの指導力を持つインストラクターに滑り方を教えてもらえるキッズスクールも大人気なので、小さな子どものスキー/スノボデビューにはうってつけです。
菅原高原スノーリゾート
「菅原高原スノーリゾート」は、キッズパークのバリエーションが豊富な点が特徴です。
防護ネットで囲まれている「日の出キッズパーク」には、いろいろな形のビニールクッションやソリが用意してあります。
「パインビークスマイルパーク」は最大滑走距離100m、アイテム数50台以上という広々としたキッズゲレンデです。40mのスノーエスカレーターが設置されているほか、「パインビークスマイルパーク」は2歳から利用できます。
本格的にウインタースポーツを始めたいという子どもには、マンツーマンのスキーレッスンもありますので、子どもの年齢やレベルに合わせた楽しみ方ができます。
鹿島槍スキー場 ファミリーパーク
「鹿島槍スキー場 ファミリーパーク」は、とにかくファミリー向け・小さな子ども向けのアクティビティや施設が満載です。
毎年多くの家族連れでにぎわう「ポケモンスノーアドベンチャー」は、全長150m・最大6レーンにもおよぶスリル満点なスノーチュービングコースが人気。1人はもちろん、家族や友達同士で一緒に滑れる2～3人用の連結チュービングもあります。
小さい子どもには、ソリ遊びやスノーストライダー（ペダルのない子ども用のバイク）などを無料で借りられる「プレイランドエリア」もおすすめです。
また屋内には予約制の貸切個室もあり、着替えや休憩・食事の時間も安心して過ごせます。さらに無料の「屋内プレイランド」もあり、子どもが1日中いても退屈しない工夫が満載です。
しましかスキーキッズレッスン：4歳～6歳
スキー キッズプライベートレッスン：4歳～小学生
スキー ファミリーレッスン：4歳以上の子どもを含むご家族
エイブル白馬五竜＆Hakuba47ウインタースポーツパーク
「エイブル白馬五竜スキー場」と「Hakuba47ウインタースポーツパーク」の2ヵ所は、共通リフト券で行き来できるので、多くのアクティビティやコースを利用したいという人におすすめです。
「エイブル白馬五竜スキー場」の「とおみゲレンデ」には、子どもが安全に遊べるキッズエリアが完備されています。ソリ遊び・雪遊び専用なので、スキーやスノーボードにぶつかる心配もありません。
また、屋内には長野県産の木材を使用した遊具で遊べる「ウッドランド」もあり、木のぬくもりを感じながら家族で楽しいひと時をすごせます。
「Hakuba47ウインタースポーツパーク」では、12月～4月の毎月第3日曜日と5月5日に「スキー子どもの日」を開催しています。小学生以下の子どものリフト料金が無料になるほか、午前11時から宝探し大会も開催されます。
エイブル白馬五竜
Hakuba47ウインタースポーツパーク
しらかば2in1
「しらかば2in1」には「スクールマスターコース」と「ホリデーコース」の2つの初級者向けのコースがあります。平均斜度7～8度・幅300m以上のゆったりとした斜面が魅力です。
キッズパークは、無料で入場できてソリ遊びができる「ペンギンパーク」と、有料の「ちびっこパーク」の2つがあります。スノーエスカレーターがあるちびっこパークなら、ソリ遊びの際に楽に斜面をのぼることができます。スノーラフティングやカルーセルも人気です。
リフト券は隣接する「白樺高原国際スキー場」と共通です。「白樺高原国際スキー場」にもゲレンデデビューに最適なコースや施設があるので、宿泊してゲレンデで遊びつくしたいという人におすすめです。
志賀高原 焼額山スキー場
「志賀高原 焼額山スキー場」は4つの初級者コースがあり、自分のペースで練習したい人におすすめのスキー場です。初級者コースの標高は最も高いところで1,785m、滑走距離も1,210mというロングコースなので、志賀高原一帯の美しい眺望を楽しみながら滑れます。
「志賀高原プリンスホテル西館前」には、親子で遊べる「ファミリースノーパーク」があります。全長70mのスノーエスカレーターが完備されているほか、「スノチャレランド」では6種類のウインターギアが用意されているので、子どもでも安心して楽しめます。
さらに「PRINCE KIDS CLUB」に入会すると、小学生までの子どものリフト料金が無料になるお得なサービスも実施しています。プリンススノーリゾートの全国のスキー場が対象なので、シーズン中に何度もゲレンデに足を運びたいという人におすすめです。
ファミリーにおすすめ新潟県のスキー場3選
ここからは、ゆったり広々としたコースが人気の新潟県にある3ヵ所のスキー場をご紹介します。
湯沢中里スノーリゾート
「湯沢中里スノーリゾート」のキッズパークでは「ソリエリア」と「スキー・スノーボードエリア」に分けられています。
とても緩やかな斜面はゲレンデデビューにぴったりで、靴に取り付けられる簡易スキーを使えば、気軽にスキーデビューができます。
さらに入場料1,000円（2歳未満は無料）のなかに、ソリやスノーチュービングのレンタル代もすべて含まれており、どんなに遊んでもお財布に優しいのも、うれしいポイントです。
ほかにも木々の間を滑走できるコースや、幅の広い斜面をゆったり滑れるコースなどもあり、それぞれのペースやレベルに合わせた楽しみ方ができます。
N.I.C.O.キッズスノースクール：3歳～7歳
ママミキーキッズスノースクール：4歳～小学生 他
上越国際スキー場
「上越国際スキー場」は、コアなスキーヤーやスノーボーダーだけでなく、ファミリーで訪れても1日中楽しめる工夫が満載です。
ゲレンデデビューの子どもには、ホテル前に広がる「雪のゆうえんち」がおすすめ。なかでも人気なのが、周囲をフェンスで囲まれた雪遊び専用ゲレンデ「キッズパラダイス」です。
スノーチュービングやエア遊具・プラスチック遊具など、まだスキーやスノーボードを履けない子どもも遊べる環境が整えられています。
また傾斜が緩やかなコースが多いのも「上越国際スキー場」の魅力です。特に「美奈ファミリー林間コース」は平均斜度7度、最長滑走距離6,000mというゆったりしたコースで、子ども連れにおすすめです。
苗場スキー場
新潟有数のビッグゲレンデとして名高い「苗場スキー場」は、ゲレンデデビューの子どもにぴったりのアクティビティが多く揃っています。
「パンダルマンひろば」では、3歳から受講可能なスノースクールを開講しています。スキー・スノーボードの独自教材を使用しており、ゲーム感覚で楽しみながら、安全にスキーを学べる点が特徴です。日本語だけでなく英語や中国語にも対応しているので、海外旅行客からも人気です。
大人も一緒に楽しめる「わくわくファミリースノーランド」には、スノーチュービングやソリ・カルーセルなどの遊具があります。
全24コース中10コースが初級者コースなので、まだスキーに慣れていなくてもさまざまな斜面を体験できるのもうれしいポイントです。横幅も広々しているため、周りを気にせず練習に集中できます。
家族で行くスキー場の選び方のポイント
長野県や新潟県には多くのスキー場があるため、目移りしてしまうという人も多いのではないでしょうか。家族で行くスキー場を選ぶ際に意識したいポイントをご紹介します。
宿泊プランや温泉が充実している
スキーやスノーボードに家族で行くのであれば、日帰りではなく宿泊もセットで計画を立てるのがおすすめです。ホテルや旅館によっては、リフト券がセットになったお得なプランを用意しているところもあるので事前に確認しましょう。
特に長野県にある白馬エリアは温泉地としても知られており、毎年多くの旅行客でにぎわいます。連泊して複数のスキー場に遊びに行ったり、温泉巡りや地元のグルメを堪能したりと、思い思いの楽しみ方ができる点が魅力的なスポットです。
スキー場直行のバス移動がおすすめ
スキー旅行は多くの荷物を持って長距離を移動しなければならないうえ、子どもがいるとスムーズに目的地までたどり着けない場合もあります。そのため家族旅行でスキー場を選ぶ際には、アクセスのよさを重視して選ぶと安心です。
高速バス「スノーライナー」は、成田空港や羽田空港・東京や横浜などのターミナル駅から、白馬エリアや志賀高原のスキー場まで直通運転をおこなっています。行きはスキー場まで体力を温存でき、帰りは子どもが疲れて寝てしまっても目的地まで乗り換えなしで移動できるので安心です。
詳細はぜひスノーライナーの公式Webサイトをチェックしてみてください。
まとめ
日本にはゲレンデデビューにぴったりなコースや、スキー・スノーボードができなくても雪遊びを楽しめるキッズパークなど、さまざまな工夫がされたスキー場が多くあります。
リフト券の値段やスキースクールの内容・コース数などを基準に選ぶのも良いですが、家族みんなで1日中楽しみたいのであれば宿泊施設や交通についても、念入りに確認しておくことが重要です。
主要駅から人気スキー場まで直行できる便利な高速バス「スノーライナー」を利用すれば、小さい子どもを連れての日帰り旅行はもちろん、ホテルや旅館に宿泊して冬の味覚や観光スポットを満喫できます。
