白馬八方尾根スキー場で家族と一緒に楽しもう!特徴と周辺スポットもご紹介

白馬八方尾根スキー場とは?

長野県の白馬村八方にある白馬八方尾根スキー場は、1928年に開設された日本を代表する老舗スキー場です。1998年には、長野冬季オリンピックの会場にもなりました。1,830mに位置する山頂からは、北アルプスの白馬三山をはじめ、妙高山や戸隠連山、浅間山、八ヶ岳連邦の絶景が望め、圧巻の大パノラマが楽しめます。

日本屈指のパウダースノーが楽しめるスキー場

白馬八方尾根スキー場の魅力は、なんといっても雪質です。日本屈指のパウダースノーが楽しめるため、毎年世界中から多くのスキーヤーやスノーボーダーが集まります。また、最長滑走距離は8,000mで、全16コースが用意されています。

白馬八方尾根スキー場は上級者を魅了するコースが充実していることから、難易度が高いイメージがあるかもしれません。

しかし、初級コースをはじめ、小さなお子様がそりや遊具で遊べるスノーランドやキッズパークも併設しているので、ご家族そろって楽しめるスキー場なのです。

ツリーランなど上級者向けのコースが多彩!

白馬八方尾根スキー場は、極上のパウダースノーやスリル満点のツリーランが楽しめる上級者向けのコースも充実しています。ここでは5コースを紹介します。

おむすびオフピステ

スカイラインコースからパノラマコースへ一気に滑り降りるコースで極上のパウダースノーが楽しめます。上部は傾斜30度以上のオープンバーン(圧雪されていない雪の上)で、キッカー(ジャンプ台)が多数あります。下部はスリル満点のツリーランエリアで、かなり上級者向けのコースです。

傾斜 :最大33度、平均27度

難易度 :上級

最長距離:500m

展望コース

長野オリンピックでも使用された超上級者向けのパウダースノーコースです。最大斜度37度のオープンバーンを一気に滑り降りていくため、技術はもちろん、滑り切る勇気も必要となります。スタート地点は、南アルプスまで見渡せるまさに展望スポットで、景色だけでも圧巻です。

傾斜 :最大37度、平均30度

難易度 :上級

最長距離:250m

黒菱オフピステ"裏黒・URAKURO”

黒菱第3ペアリフト北側にあるオフピステ(人工的に整地されていない)エリアです。白馬八方尾根スキー場の最高難易度コースで、高いスキー技術が求められます。標高1,600mに位置する”裏黒”の天然雪は、非常に軽くきめ細やかな雪質で、他では味わえないパウダースノーを楽しめます。

傾斜 :最大31度、平均27度

難易度 :上級

最長距離:800m

オリンピックコースⅠ

長野オリンピックの男子滑降コースです。最初はゆるやかですが、最後はかなり急な斜面になり、ねじれた片斜面とコブが待ち受けます。黒菱ゲレンデの黒菱平をスタートし、パノラマゲレンデ、ルッシジャンプを超えて最後に国際ゲレンデへ滑り降ります。迂回路なしの上級者向けのコースです。

傾斜 :最大35度、平均31度

難易度 :上級

最長距離:3,000m

オリンピックコースⅡ

長野オリンピックの女子滑降コースです。黒菱ゲレンデの黒菱平をスタートし、パノラマコースから馬止めジャンプまで急斜面を一気に滑り降ります。コースの最後は斜度のゆるやかなコースが続き、咲花ゲレンデがゴールとなります。迂回コースもあるので、安心です。

傾斜 :最大35度、平均31度

難易度 :上級

最長距離:2,650m

ファミリーで楽しめるコースも魅力!

難易度が高いイメージの白馬八方尾根スキー場のゲレンデですが、ファミリーで楽しめる初級・中級コースもあります。ここでは7コースを紹介します。

名木山ゲレンデ

白馬八方尾根スキー場の入り口にあるゲレンデです。2つの大きな無料駐車場をはじめ、ホテルや他のスキー場に移動できるシャトルバスの発着地が近くにあるため、アクセスしやすいのが特徴です。

コースの傾斜は最大35度の中級者向けで、名木山第2リフトと名木山第3リフトが利用できます。名木山第2リフトを降りると、初級者向けの「滑る」「止まる」「曲がる」の練習ができるステップアップコースもあり、初心者にもおすすめです。

傾斜 :最大35度、平均17度

難易度 :中級

最長距離:750m

リーゼンスラロームコース

白馬八方尾根スキー場を代表する看板コースで、名木山ゲレンデの上部と連結しています。リーゼンクワッドリフトが利用でき、標高差800mの幅広いロングコースが楽しめます。

斜面変化が大きいのが特徴で、大人気コースのため、午後になるとコブができる場合もあります。

傾斜 :最大30度、平均20度

難易度 :中級

最長距離:3,045m

白樺ゲレンデ

ゴンドラの起点となる初級・中級者向けのゲレンデです。ゲレンデの下部に行くほど、傾斜がきつくなるので、要注意です。

山麓駅には「アダムプラザ」があり、更衣室やトイレが完備されています。チケット売り場やスポーツ用品・おみやげの販売もしています。近くには、有料も含めて複数の駐車場があり、ホテルや他のスキー場に移動できるシャトルバスの発着地もあります。

傾斜 :最大20度、平均11度

難易度 :初級

最長距離:500m

咲花ゲレンデ

傾斜がゆるやかで、広々としたコースが特徴のゲレンデです。スキーやスノーボードの初心者をはじめ、小さなお子様の練習にもおすすめで、初心者向けのスキーレッスンも開催しています。ゲレンデ内は、咲花第2リフトと咲花第3リフトが利用できます。

ゲレンデの入り口には、チケット売り場やレストラン、トイレがある「スノープラザ咲花」があり、便利です。

傾斜 :最大18度、平均10度

難易度 :初級

最長距離:600m

パノラマゲレンデ

ゴンドラもしくは国際第1リフトを利用して登れる、中級者に人気のゲレンデです。中級斜面とゆるやかな斜面が組み合わさった変化のある幅広い斜面で、妙高山や戸隠連山を眺めながら滑れます。

もし、パノラマゲレンデを滑り切るのが不安な人には、迂回路の林道コースもあるため、安心して挑戦できます。

また、ランチや喫茶の休憩ができる「イエティ」・「サンテラスぱのらま」が、ゲレンデの上部と下部にそれぞれあります。

傾斜 :最大25度、平均16度

難易度 :中級

最長距離:700m(迂回林道コースは1,200m)

なきやまスノーランド

ドーム付きムービングベルトを設置した、ファミリーも初心者も楽しめるスノーランドです。ランド内は安全ネットで保護されているため、小さなお子様のそり遊びはもちろん、スキーやスノーボードデビューに最適です。(入場料:大人・小児(3歳~小学生)1,200円、村民は大人・小児ともに600円)

うさぎ平キッズパーク

名木山が閉鎖している場合、オープンします。標高1,400mのゴンドラ山頂駅のすぐ隣にあります。レストハウスも隣接しているため、小さなお子様連れでも安心して利用できます。(入場料無料)

【食事】キッズルーム完備でお子様連れでも安心!レストラン

白馬八方尾根スキー場内には、地元白馬の食材を使用した自慢のレストランが多数あります。なかでもキッズルームを完備したお子様連れでも安心のレストランを3つ紹介します。

スノープラザ咲花Bear’s Cafe

咲花ゲレンデの入り口「スノープラザ咲花」にあるBear’s Cafeは、パスタやハンバーガー、カレーなどが食べられる座席数250席あるレストランです。キッズルームや授乳室も完備されています。

カフェテリア イエティ

ゴンドラの山頂駅に隣接する「うさぎ平テラス」の2階にあるカフェ。ローストビーフ丼や信州名物ソースカツ丼、山賊焼丼など、地元の食材を使ったメニューを提供しています。座席数は350席、キッズルームはもちろん、授乳室も完備しています。

軽井沢プリモ白馬店

ゴンドラの山頂駅に隣接する「うさぎ平テラス」の1階にあります。信州産の食材にこだわり、野沢菜のパスタや信州産きのこのピザなどを提供しています。ソファー席もあり、キッズルームや授乳室を完備しています。

【宿泊】家族でゆっくりくつろげる!ゲレンデ周辺ホテル

白馬八方尾根スキー場周辺は、家族でくつろげるホテルが多くあります。ここでは、各ゲレンデから徒歩やシャトルバスを使って利用できるホテルを3つ紹介します。

ローゼンハイム白馬

名木山ゲレンデから徒歩約2分のローゼンハイム白馬は、北欧風の外観が特徴の温泉リゾートホテルです。源泉かけ流しの温泉は、「美人の湯」ともいわれている八方温泉を使用しています。露天風呂からは北アルプスを望む絶景が見られます。

住所 :長野県北安曇郡白馬村北城八方3750

公式Webサイト:英語表示対応 http://www.rosen-h.com/en/ ※英語対応サイト

白馬樅の木ホテル

国際ゲレンデから徒歩約5分の白馬樅の木ホテルは、北アルプス麓の森の中にたたずむリゾートホテルです。館内は、温かみのある格調高いアンティーク家具で統一され、贅沢で静かな空間が楽しめます。広大な敷地内に、レストランやバー(一部冬季営業のみ)、ビジターセンターなどもあります。

住所 :長野県北安曇郡白馬村北城4683-2

公式Webサイト:https://www.mominokihotel.com/en/snow/ ※英語対応サイト

白馬ハイランドホテル

八方ゴンドラ駅からシャトルバスを使って約15分の白馬ハイランドホテルは、白馬姫川温泉が自慢のホテルです。露天風呂は北アルプスの絶景が堪能できます。また冬季限定で、スキー板やスノーボード、ブーツやストックなどを保管する乾燥室が利用できます。

住所 :長野県北安曇郡白馬村北城21582

公式Webサイト:https://www.hakuba-highland.net

【ナイトレジャー】シャトルバスを活用して夜の街へ

白馬エリアは、居酒屋やバーが多くあり、ナイトレジャーも充実しています。ここではシャトルバスを活用して楽しめるお店を3つ紹介します。徒歩やタクシーを利用した移動時間も入れているので参考にしてください。

呑者屋

白馬八方尾根スキー場からタクシーを利用して約4分の「呑者屋(のんじゃえ)」は、安曇野産のそば粉を使用した山菜そばセットやジンギスカン、すき焼きなどが食べられる居酒屋です。ベジタリアン対応メニューや英語表記のメニューがあります。アルコールの種類も豊富で、特に日本酒は地元信州の銘柄を中心に、数多く取り扱っています。

ハクバタップルーム

白馬八方尾根スキー場から歩いて約14分の白馬パノラマホテル内にあるハクバタップルームは、16種類のクラフトビールが楽しめる居酒屋です。食事はチキンカツレツやハンバーガー、ポテトフライなど、ビールに合う洋食を中心に用意しています。また、12歳以下のお子様用ピザメニューやプレイルームもあり、家族連れにも人気のお店です。

利用する際は、メールや電話で予約を受け付けています。事前予約がおすすめです。

BAR REFUEL HAKUBA

白馬八方尾根スキー場から歩いて約6分のBAR REFUEL HAKUBAは、内装にこだわったおしゃれなレストラン&バーです。深夜2時まで開いているのが特徴です。お店の自慢は、大きなハンバーガーです。アルコールの種類も豊富で、夜遅くまで盛り上がりたい人におすすめです。

【温泉】心身ともにリフレッシュ!日帰り温泉

白馬エリアは、ホテルだけでなく、日帰り温泉施設もあります。スノーアクティビティを楽しんだあとに、疲れた体を癒す3つの温泉施設を紹介します。

八方の湯

八方インフォメーションセンターから歩いてすぐの、白馬八方温泉街の入り口にあります。白馬八方温泉のなかでは、最も大きな日帰り温泉です。浴槽から白馬三山が望め、身も心も癒してくれます。

みみずくの湯

JR白馬駅から八方に向かう途中にあります(徒歩約10分)。やわらかなお湯が特徴で、露天風呂は北アルプスの眺望が楽しめます。スキーやスノーボードを楽しんだあとはもちろん、JR白馬駅周辺で食事をしたあとに立ち寄るのもいいかもしれません。

郷の湯

白馬八方尾根スキー場から歩いて約7分の場所にあります。六角形の外観が特徴で、こぢんまりとした温泉です。昭和63年に開業した歴史を感じる浴槽は、どこか昔懐かしい雰囲気が味わえ、ゆっくりと体を温めてくれます。白馬に宿泊する人も多く利用している外湯です。

白馬八方尾根スキー場へ行くなら「スノーライナー」が便利!

魅力たっぷりの白馬八方尾根スキー場へ行くには、東京方面から出発する直行バス「スノーライナー」が便利です。「スノーライナー」は乗降地が選べるため、東京駅や羽田空港、成田空港から直接白馬八方尾根スキー場まで移動できます。また、2023年12月15日〜2024年3月29日までの冬シーズンは毎日運行しており、料金設定もわかりやすいので、予約しやすいのも魅力です。

詳しくは、日本語・英語・中国語・韓国語対応の公式Webサイトをご覧ください。

スノーライナーの予約はこちら

© 株式会社MATCHA