広島・会沢は1億1千万円 18年目へ「必死にやっていく」

契約交渉を終え、記者会見する広島・会沢=11日、マツダスタジアム

 広島の会沢翼捕手が11日、マツダスタジアムで契約交渉に臨み、3千万円減の年俸1億1千万円で更改した。出場試合が昨季の98から54に減り「悔しさはある。試合に出てなんぼ。必死にやっていきたい」と18年目となる来季へ決意を述べた。

 今季から捕手に専念した坂倉の成長もあってベンチを温める時間が長くなったが、相手チームの監督の采配を分析できたそうで「監督の色が見えてすごく勉強になった」という。

 オフは労働組合・日本プロ野球選手会会長の業務をこなしながらトレーニングに励む。「体も精神面もしっかり鍛え、いろいろなことに挑戦しながらやっていきたい」と話した。(金額は推定)

© 一般社団法人共同通信社