ユナイテッドら1月獲得検討も…自国の人気銘柄CBグエイ、今季いっぱいクリスタル・パレスに残留へ

“人気銘柄” マーク・グエイ[写真:Getty Images]

イングランド代表DFマーク・グエイ(23)は今シーズンいっぱいクリスタル・パレスに残留する見通しだという。

チェルシーの下部組織で育ったグエイ。182cmとセンターバックにしては小柄な分類だが、優れた身体能力に時としてゲーム主将も任される統率能力…自国イングランドの選手ということもあり、プレミアリーグ内でのステップアップが囁かれるようになって久しい“人気銘柄”だ。

以前ならよくリバプールの名前が上がり、今シーズンに入ってからはマンチェスター・ユナイテッドとトッテナムがグエイ獲得を検討とも。しかし、イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、グエイは今季ラストまで南ロンドンに残留する意向だという。

ユナイテッドとトッテナムは揃って来年1月のグエイ獲得を念頭に。ただ、C・パレスも最終ラインの絶対軸を6000万ポンド(約109億5000万円)と評価しており、選手本人の意向と相まって、事実上、“冬の契約”は不可とのことだ。

ユナイテッドとしてはDFリサンドロ・マルティネスが不在で、先月にはDFジョニー・エバンスも離脱。そんななかでグエイ獲得に最大4500万ポンド(約82億1000万円)を支払う用意があるというが、この大金でもC・パレスの評価額には程遠い。

トッテナムはグエイ以外にもチェルシーのイングランド人DFトレヴォ・チャロバー(24)など、複数のセンターバックをリストアップ。DFミッキー・ファン・デ・フェンの重傷および長期離脱を受け、ユナイテッド同様、1月のセンターバック獲得に本腰と考えられている。

なお、グエイはC ・パレスで通算99試合に出場。今季のプレミアリーグでは16試合中15試合でプレーし、15試合は全てフル出場。イングランド代表における立ち位置が着実に向上するなか、C ・パレスとの契約を2026年6月まで残している。ステップアップは最速で来夏か。

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