岩政大樹監督の退任が決まった鹿島アントラーズ。一部国内メディアによれば、ポルトガル人のヴィトール・ペレイラ監督も後任候補になっているという。
55歳の同氏は、ポルト、アル・アハリ、オリンピアコス、フェネルバフチェ(2回)、上海海港、1860ミュンヘン、コリンチャンス、フラメンゴなどを指揮してきた指揮官。
ここではペレイラ監督が指導したことがあるスターたちをまとめてみる。
コロンビア代表ハメス・ロドリゲス(現サンパウロ)
ポルト時代にペレイラ監督のもとで、76試合26得点24アシスト
ブラジル代表フッキ(現アトレチコ・ミネイロ)
ポルト時代、42試合23得点16アシスト
上海時代、93試合42ゴール30アシスト
オランダ代表ロビン・ファン・ペルシー(引退)
フェネルバフチェ時代、47試合21ゴール4アシスト
シュテファン・オルテガ(現マンチェスター・シティ)
1860ミュンヘン時代、20試合
ブラジル代表オスカル(現上海)
上海時代、105試合36ゴール60アシスト
オーストリア代表マルコ・アルナウトヴィッチ(現インテル)
上海時代、35試合17ゴール5アシスト
韓国代表キム・ミンジェ(現バイエルン)
後期フェネルバフチェ時代、21試合
ドイツ代表メスト・エジル(引退)
後期フェネルバフチェ時代、7試合2ゴール
トルコ代表アルダ・ギュレル(現レアル・マドリー)
後期フェネルバフチェ時代、4試合1アシスト
チリ代表アルトゥール・ビダル(現アトレチコ・パラナエンセ)
フラメンゴ時代、13試合
そのほか、ポルトではコロンビア代表ラダメル・ファルカオ、オリンピアコスではオランダ代表イブラヒマ・アフェライ、フェネルバフチェではデンマーク代表シモン・ケア、ポルトガル代表ナニ、ブラジル代表ジエゴ、スロバキア代表マルティン・シュクルテル、上海ではオーストラリア代表アーロン・ムーイ、コリンチャンスではブラジル代表ヘナト・アウグスト、フラメンゴではブラジル代表ガビゴルとダヴィド・ルイスを指導したこともある。教え子でベストイレブンが組めそうな面子だ。
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なお、フラメンゴでは試合で出番を与えられなかったビダルが怒ってスパイクを投げ捨てる出来事もあったが、当時ペレイラ監督は「我々は成熟と個性を持たなければいけない。他の選手が不満に思うのは普通。我々はチームを助けるのに最も適した選手を選ばなければいけない。個人的野心よりもチームを最優先しなければいけない」と述べていた。