FPT ISが米国で初の特許を取得

【ハノイ(ベトナム)2023年12月8日PR Newswire=共同通信JBN】FPTインフォメーションシステム(FPT IS、FPT Information System)は2023年11月、米特許商標庁(USPTO)から文書の自動分割および分類のための機械学習システムに関する特許を正式に取得しました。

FPT ISのこの発明は実用特許に分類され、現在はakaBotならびにUBotの2つの自動化製品に適用されています。

akaBotのBui Dinh Giap最高経営責任者(CEO)は、「私たちの調査によると、ベトナムの中小企業は毎日、平均数百から1000枚以上の書類を処理しなくてはなりません」と述べました。

「契約書、請求書、法的文書など、処理すべき重要文書の量は日々増加しており、手作業による管理プロセスに費やす時間や労力は増大し、ミスも発生しやすくなっています」

この問題を解決するため、akaBotの専門家グループは機械学習を応用し、売上請求書、税金請求書、パッキングリスト、納品書、契約書など、さまざまな入力文書を自動的に展開・処理し、最終的に1つ以上のサブドキュメントに分割・分類しました。

この新たなのテクノロジーは、akaBot VisionとUBot Invoiceの2製品で1500を超える顧客に2021年から実際に適用されており、1日に最大300-400の文書をインテリジェントに処理し、文書1セットあたりの分割・分類処理に15分かかっていた時間を5~10秒まで短縮することに成功しました。

akaBot は、文書を自動的に分離・分類する機械学習システムとして特許を取得した。

この重要な節目について、FPT ISのTran Dang Hoa会長は「世界で最も厳格な国の1つから特許を取得したことで、FPT ISは当社のIT製品とサービスを国際的なレベルに引き上げる戦略の一歩を踏み出すことができます」と考えを共有しました。

「同時に、これによってFPT IS、そして概して言えばベトナムのソリューションが、高レベルの国際技術標準を完全に満たしていることが証明されました。akaBot製品の特許はFPT ISの世界戦略の基礎となり、ベトナムのテクノロジー製品の世界的なポジションを確立するものです」

akaBotとUBotは、ベトナムと地域の大手ITソリューションおよびサービスプロバイダーである、FPT ISの2 つの自動化ソリューションです。FPT Corporationの子会社である FPT ISは、公共部門、電気通信、銀行-金融、ヘルスケア、運輸、パブリックファイナンスなど、各国の主要なセクター向けに多数のITプロジェクト、ITサービス、ソリューションを設計、展開してきました。

FPT ISについて: https://www.fpt-is.com/

akaBotについて: https://akabot.com/

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