二酸化炭素の排出削減など目指し、岡山市が来年3月からプラスチック資源の分別回収を開始/処理施設が完成【岡山市】

二酸化炭素の排出削減などを目指し、岡山市は来年3月からプラスチック資源の分別回収を始めます。この取り組みに向け、出されたプラスチックを処理する施設が市内に完成しました。
岡山市から関連業務を請け負う藤クリーンが岡山市南区藤田に整備した「プラスチック資源循環センター」です。
各家庭などから出されたプラスチックのリサイクルに向けて異物を取り除き、圧縮するなどの工程が行われる施設で、1日およそ47トンの処理が可能です。
来年3月に岡山市が始める「プラスチック資源」の回収では、「プラ」と表示されたトレイなどの「容器」と、バケツやハンガーなど「製品そのもの」をまとめて集めることが特徴です。県内では初、全国的にもまだ数が少ないプラスチックの一括回収に対応しています。
一方、従来の「可燃ごみ」として扱われてきたものを「資源」として生かしていくため、市は市民の理解と協力を求めています。

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