東京円下落146円台半ば 金融正常化見送り観測で

 週明け11日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで2円余り下落し、一時1ドル=146円台半ばを付けた。日銀が18、19日に開く金融政策決定会合で、マイナス金利政策の解除など政策の正常化を見送るとの観測が強まり、夕方にかけて円売りドル買いが加速した。

 午後5時現在は前週末比2円28銭円安ドル高の1ドル=146円36~39銭。ユーロは2円12銭円安ユーロ高の1ユーロ=157円43~47銭。

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