「タモリステーション」2023年最後のテーマは“気候変動”。日本、そして世界で巻き起こる異常現象を徹底解説!

テレビ朝日系で12月15日放送の「タモリステーション」(午後8:00)では、「沸騰する地球 ~2023気候変動が生む負の連鎖~」と題して、猛暑や干ばつ、ハリケーンや豪雨といった、地球規模で進行する気候変動をテーマに、人類が足を踏み入れようとしている“負の連鎖”に迫っていく。

まずは、日本列島で発生している気候や生態系をめぐる異変に着目。スタジオに気候のスペシャリストである三重大学大学院教授・立花義裕氏、東京大学大気海洋研究所教授・高藪縁氏を招いて徹底解説する。夏から冬へと急激な変化を遂げた2023年の日本。それだけではなく、水温の高い暖流系でとれるはずのブリが北海道で大漁になり、市街地ではクマの出没が相次ぐなど、生態系にもさまざまな異変が生じている。特にクマは今冬、“冬眠しないクマ”の増加も危惧されており、その背景や脅威も深掘りしていく。

世界各地に目を向けると、猛威を振るったのが大規模な山火事被害が発生。カナダでは、例年の6倍にもおよぶ延焼面積の山火事が発生している。また、ハワイでは史上最悪の被害となったマウイ島の大規模火災を取材。その背後には、ある気象現象があったことが発覚する。さらに、取材が規制されていた被災地・ラハイナの市街地に番組のカメラが潜入。その時ラハイナで何があったのか、現地リポートを届ける。

さらに、世界各地で進む干ばつと豪雨の“二極化”も徹底分析。同時期になぜ対照的な異常気象が世界で起こるのか。スタジオで実験装置を使い、その原因を可視化していく。

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