水戸が3年過ごしたMF新里涼と契約満了、3年間で公式戦92試合6得点「自分らしく前を向いて進み続けていく」

水戸で3年過ごした新里涼[写真:©︎J.LEAGUE]

水戸ホーリーホックは11日、MF新里涼(28)との契約満了を発表した。

新里は横浜F・マリノスの下部組織育ち、ジュニアユース追浜からユースへと昇格。順天堂大学へと進学し、V・ファーレン長崎に加入。2021年から水戸に完全移籍した。

水戸では3シーズンを過ごしJ2通算89試合6得点、天皇杯で3試合に出場。今シーズンはJ2で23試合、天皇杯で2試合に出場していた。

今年2月には福岡放送の元アナウンサーで元AKB48メンバーの小林茉里奈さんと結婚していた。

新里はクラブを通じてコメントしている。

「水戸ホーリーホックを離れることになりました」

「まず今シーズン、個人としてもチームとしても苦しくて不甲斐ない時間が長く、共に闘ってくれた全ての水戸ファミリーの期待に応えられず悔しいシーズンになりましたが、どんな時も最後まで共に闘い続けてくれたことに感謝しかありません」

「結果が求められるこの世界でフィールドプレーヤー最年長としてピッチ内外で役割を果たせなかったことにも責任を感じています」

「多くの方と別れの挨拶をできずにチームを去ることは寂しいですが、まだまだ自分自身のサッカー人生は続きますし、自分らしく前を向いて進み続けていくだけなので、また元気な姿で会えるのを楽しみにしています」

「思うことはたくさんありますが、このクラブに対しての想いは変わりません」

「幸司さんと一緒にJ1昇格できなかったことが心残りですが、キャプテンを務めたこと、クラブのJ通算1000ゴール目を決めたこと、アニメの世界を体現しサッカーには夢があることや無限の可能性があることを示せたこと、水戸で過ごした時間は最高の財産になりました。3年間本当にありがとうございました」

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