AI議論推進で一致、総務相 来日中のイタリア閣僚と会談

会談する鈴木総務相(左手前から2人目)とイタリアのアドルフォ・ウルソ企業相(右手前)=11日午後、総務省

 鈴木淳司総務相は11日、来日中のイタリアのアドルフォ・ウルソ企業相と総務省で会談し、先進7カ国(G7)で合意したAIの国際ルールの枠組み「広島AIプロセス」に基づき、2024年も継続してAIの議論を推進することで一致した。日本は23年のG7議長国で、イタリアは24年の議長国。

 総務省によると、ウルソ氏はAIの技術革新に合わせてルールを見直していく必要性を指摘。日本が主導してきた広島AIプロセスを「しっかり引き継いでいきたい」と述べた。

 G7は6日に開いた首脳テレビ会議で広島AIプロセスに最終合意。開発者から利用者までAIに関わる全ての関係者の守るべき責務を定めた。

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