野球優勝の社会人代表帰国 「アジア大会につなげる」

野球のアジア選手権で優勝し、帰国後、記者会見に臨む(右から)向山基生、中村迅、嘉陽宗一郎=11日、羽田空港

 野球のアジア選手権(台湾)で2大会ぶりの優勝を果たした社会人の日本代表が11日、羽田空港に帰国して記者会見し、大会最優秀選手(MVP)に輝いた外野手の向山基生(NTT東日本)は「うれしい。これを(2026年愛知・名古屋)アジア大会につなげていきたい」と喜びを語った。

 10日の決勝はプロ選手もいた台湾に1―0で勝利。向山の適時打による1点を継投で守った。九回のマウンドを締めくくった嘉陽宗一郎(トヨタ自動車)は「ミスが出てもカバーできた。(今秋の杭州)アジア大会は銅メダルで悔しさもあったので、リベンジできた」と留飲を下げた。

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