茨城県結城市立江川南小(同市北南茂呂)で11日、全校児童65人が市特産のハクサイ収穫や出荷作業を体験した。児童は自ら種をまいたハクサイの成長に笑顔を見せながら、1玉ずつトラック荷台へ運んだ。
ハクサイ栽培は同校で20年以上続く恒例行事。児童は8月、学校隣の畑に種をまき、地元農家のサポートを受けて育てていた。スーパーにも毎年出荷し、消費者から感想を受け取っているという。
今年は約3000個を収穫。児童は保護者と協力しながらナイフでハクサイを刈り取って土を拭き取り、トラックに積み込んだり、箱に詰めたりした。3年、鈴木佑理さん(9)は「重くて大変だった。自分たちで育てたから、よりおいしく食べられそう」と笑顔を見せた。