ずっしり 艶やか 黒皮かぼちゃ出荷始まる 宮崎市

横山文男さんのハウスで黒々に熟れ収穫を待つばかりの黒皮かぼちゃ=11日午前、宮崎市富吉

 宮崎市生目地区特産の伝統野菜「やまいき黒皮かぼちゃ」が、出荷シーズンを迎えた。同市富吉のJA宮崎中央南瓜(かぼちゃ)部会長、横山文男さん(64)のハウスで、ずっしりした黒い艶やかな実がつるから垂れ下がり、収穫の時を待っている。 同市内では、農家2戸が計35アールのハウスで栽培し、19トンの収量を見込む。きめ細やかな舌触りと上品な味わいで煮崩れしないのが特長。日本料理の高級食材として高い評価を受け、主に京都など関西方面を中心に来年6月まで出荷される。

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