東名道で同乗者死なせた疑い 酒気帯び事故、書類送検

 横浜市青葉区の東名高速道路で2022年、酒気を帯びて乗用車を運転して単独事故を起こし、同乗の知人女性=当時(20)=を後続車の衝突で死亡させたとして、神奈川県警は自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、東京都足立区の男性会社員(20)を書類送検した。捜査関係者への取材で12日、分かった。

 捜査関係者によると、書類送検容疑は22年10月10日未明、中央分離帯や路肩ガードレールに相次いで衝突して道路上に停車し、車から降りた女性を後続車の衝突で死亡させた疑い。

 書類送検は今年5月で、会社員の刑事処分は12日時点で出ていないという。

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