盛岡市新庁舎、市民が重視するポイントは? アンケート結果

整備エリアを考える上で最も重要なポイント

 盛岡市は新市庁舎整備に関するアンケート結果をまとめ、整備エリアを考える上で最も重要なポイントは「利便性・交通アクセス」が43%で最多となった。地域の活性化など「まちづくり」が39%で続いた。有識者らでつくる新市庁舎整備審議会(会長・倉原宗孝県立大教授)が結果も参考に、2024年度内のエリアの絞り込みを目指す。

 整備エリアの候補は内丸、盛岡駅西、盛南の3カ所。「利便性-」「まちづくり」のほかは「防災」5%、「事業費」3%、「土地の広さ・取得時期」2%などだった。アンケートは11月に開いた市民説明会の出席者を対象に行い、202人(回収率76%)が回答した。

 利便性-では「老若男女や市外からも来庁し、あらゆる交通手段で行きやすい方がいい」「庁舎は訪れやすく、使いやすいことが大事」などの回答があった。

© 株式会社岩手日報社