ドジャースが大谷獲得を正式発表 入団記者会見は現地時間12月14日

日本時間12月12日、ドジャースは合意が報じられていた大谷翔平との10年契約を正式発表した。契約総額は7億ドルであることが明らかになっており、うち6億8000万ドルが後払いされることも話題となっている。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者によると、入団記者会見は現地時間12月14日に行われる予定。また、契約期間の10年間は全球団に対するトレード拒否権が与えられるようだ。オプトアウトも含まれておらず、大谷が2033年までの10シーズンをドジャースの一員として過ごすことがほぼ確実となった。

大谷はドジャースが発表した公式リリースのなかで「ドジャースファンのみなさま、私をあなたたちのチームに歓迎してくれてありがとうございます。あなたたちとドジャースの球団組織、そして私はロサンゼルスのストリートでワールドシリーズ制覇のパレードをするという同じ目標を持っていると100%断言できます」とファンへのメッセージを述べた。

マーク・ウォルター会長は「ドジャースの球団組織と世界中のファンを代表して、大谷翔平をドジャースに歓迎したい。我々はジャッキー・ロビンソン、サンディ・コーファックス、野茂英雄という3人のレジェンドやパイオニアがプレーした球団である。様々な物語を持つ球団に歴史的な契約で彼を迎えることができるのを嬉しく思う」との声明を発表。「彼は世代に1人の才能を持つ選手であり、世界中で最もエキサイティングなプロアスリートの1人だ」と大谷の活躍に期待を寄せた。

ドジャースでプレーする日本人選手は、野茂英雄、木田優夫、石井一久、中村紀洋、斎藤隆、黒田博樹、前田健太、ダルビッシュ有、筒香嘉智に続いて大谷が10人目。なお、ドジャースは沖縄出身のデーブ・ロバーツも含め、「ドジャースでプレーする11人目の日本出身選手」として紹介している。

背番号はエンゼルス時代と同じ「17」に決定した。MVP発表の場を除き、しばらくのあいだ、公の場ではほとんどコメントを出していない大谷。ドジャース入団の記者会見で何を語るのか、大きな注目が集まりそうだ。

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