身近な運動を通して健康づくりを考えるウオーキングイベントがこのほど、佐賀市城内一帯で開かれた。佐賀城本丸跡や島義勇像など、佐賀の歴史を感じられる約4キロのコースを歩き、県内外から参加した330人が景色を楽しみながら汗を流した。
佐賀と長崎県の大学や短大、自治体、経済団体などでつくる九州西部地域大学・短期大学連合産学官連携プラットフォーム（QSP）が主催した。会場内には、健康増進に役立つ健康診断やスポーツ体験など16のブースも設けられた。
県が配信している歩数管理アプリ「SAGATOCO」上での告知を通じてイベントを知り、夫婦で来場した香田卓哉さん（57）は「健康を意識できる良いイベントだった。初めてこの辺りをじっくり歩いたので、また休日に散歩に来たい」と笑顔を見せた。（小島発樹）
