米グーグル、独禁法訴訟で敗訴 ゲーム大手の主張認める

人気ゲーム「フォートナイト」を運営する米エピック・ゲームズのブース=2019年6月、ロサンゼルス(共同)

 【ニューヨーク共同】米カリフォルニア州の裁判所は11日、米ゲーム大手エピック・ゲームズがグーグルのアプリ市場運営が反トラスト法(独占禁止法)違反だと訴えた裁判で、エピック側の主張を認めるグーグル敗訴の判決を下した。エピックが明らかにした。

 エピックのスウィーニー最高経営責任者(CEO)は短文投稿サイトX(旧ツイッター)で「全ての訴因でグーグルの独占を不当とする判決が下った」と述べた。グーグルは声明で「判決に異議を申し立てる予定だ」と述べ、上訴する考えを示した。

 エピックは2020年にグーグルがOS「アンドロイド」向けのアプリ市場を独占し、不当に高額な手数料を徴収していると訴えた。

米グーグルのロゴ(AP=共同)

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