尾道・千光寺で「鐘楼」のすす払い

尾道市の「千光寺」で12月12日、新年を迎える準備として「鐘楼」のすす払いが行われました。尾道水道を望む「千光寺」のすす払いには、寺の檀家など30人ほどが集まりました。およそ1200年の歴史がある「千光寺」の鐘の音は、環境省が定める「日本の音風景100選」にも選ばれています。集まった人たちは、来年の無病息災を願いながら笹ぼうきや雑巾で、鐘や軒下にたまったほこりを落としていきました。

■千光寺 多田真祥 住職

「今年のよごれを今年のうちに落として新しい年をあらたな気持ちで迎えられるようにということですす払いをしている」

大晦日の除夜の鐘は、誰でもつくことができ、千光寺では、正月三が日でおよそ6万人の初詣客を見込んでいます。

【2023年12月12日 放送】

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