京都・清水寺で「今年の漢字」もうすぐ発表 今年はどうなる?

準備が進む会場(12日午後1時半ごろ、京都市東山区・清水寺)

 今年1年の世相を1字で表す「今年の漢字」が12日午後2時すぎから、京都市東山区の清水寺で発表される。

 「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会(東山区)が主催し、1995年から毎年公募している。応募が最も多かった1字を「漢字の日」の12月12日前後に清水寺で発表している。例年、清水寺の森清範貫主が1字を揮毫(きごう)する。

 ロシアによるウクライナ侵攻などがあった2022年は「戦」、東京五輪があった21年は「金」、新型コロナウイルスの影響を受けた20年は「密」が選ばれている。

 東山区の漢字ミュージアムでは、森貫主がしたためた昨年までの「今年の漢字」28年分の大書を来年2月25日まで展示している。要入館料。

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