部活動の地域移行に向け 千葉県特設サイトで指導者と市町村をマッチング

部活動の地域移行に向け 千葉県特設サイトで指導者と市町村をマッチング

 国が進める公立中学校の休日の部活動の地域移行について、その課題となる指導者の確保に役立てようと、千葉県はこの程、指導者と市町村をマッチングする特設サイトを開設しました。

 部活動の地域移行は、教員の負担軽減などを目的とし、国はまず、休日の部活動を地域に移行するよう各自治体に求めていますが、地域によっては指導ができる人材や受け皿となる地域クラブの不足が課題となっています。

 県が開設した「ちばクラサポ」は、指導者がシステムに登録することで情報が市町村や県立学校に共有され、チャット機能を通じてやり取りできるなど、双方を繋げる役割を担います。

 その後、面談などを経て条件が合えば、採用する形を目指します。

 県によりますと、サイトは12月1日に公開し、12月11日時点ですでに300人を超える指導者の登録を受け付けたということです。

 県の担当者は、「地域が抱える課題の解消に向けて、大いに活用していきたい」と話しています。

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