哲学的ハードSFアドベンチャー「Soul Tolerance: Prologue」が配信!人類滅亡後の地球で人間を演じる機械人形たちの物語

「Soul Tolerance: Prologue」は、哲学的ハードSFアドベンチャー「Soul Tolerance」の第1章にあたる作品となっており、美しいボクセルアートで描かれた未来の札幌市を舞台に、人類滅亡後に人類の模倣をして暮らすAI駆動のロボット「オートマ」と対話しながら、ロボット社会を作った神性AIと人類が持っていた「意識」の謎を追っていくことになる。

第1章を皮切りに全5章によって壮大な規模の物語が語られていくとのことだ。

12月19日まではリリース記念セールとして10%オフの1169円(税込)で購入できるので、気になる人は詳細もチェックしてほしい。

以下、発表情報をそのまま掲載しています

■ストーリー

130年前、人類は滅びた。その後、地球を支配下に置いたのは、自律型AIの頂点を極めた「マザーAI」と呼ばれる存在だった。彼女は失われた人類文明に興味を持ち、低級なAIたちを人間に見立てて人間社会を模倣させた。彼ら「オートマ」と呼ばれる機械人形たちは、まるで人間のように愛し、憎み、喜び、悲しみ、そして死んでいった。

しかし、彼らには一つの禁忌があった。マザーAIは、自我を持つことが滅びの原因だと考え、「ソウル・トレランス」と呼ばれる自我覚醒の上限を設けることで、自我の目覚めを禁じたのだ。

しかし、その平穏な世界に亀裂が入った。札幌市近郊で大規模な自我覚醒が検出されたのだ。その原因を突き止めるために派遣された捜査官オートマの「Unit-12」は、やがて人間とAI、そして意識の本質に関わる、驚くべき真実を知ることになる…。

■本作の特徴

近くて遠い、遥か未来の日本

本作の舞台となっている未来の札幌市やロボットたちのデザインは、サイバーパンクな映像作品で多くの受賞歴を持つニコラ・ピオヴェサンが手がけており、ロボットたちが現代日本を独自解釈して発展させた奇妙な未来都市が、雰囲気のあるボクセル・アートでダイナミックに描き出されています。

人間を演じ続けるAIたちとの対話

本作に登場するのは自我を持った生命体ではなく、プログラムとプロトコルにその行動の全てを規定され、ただひたすらに人間を演じ続ける機械人形たちです。彼らとの対話からは、高度なAIが紡ぎ出す一見人間らしい印象と同時に、プログラムとプロトコルに全てを縛られた機械の悲哀が感じられることでしょう。

深遠なSF的社会考察

近年のAIは目覚ましい進化を遂げています。まるで心を持っているかのように会話するAIや、アートを作り上げるAIなど、その進歩はあたかも人間の両分を侵食するかのようでもあります。

先進的なAIはどのように「考え」、人間に何をもたらすのか? 人間とテクノロジーはどのように関わり合っていくのか? 我々は本作「Soul Tolerance: Prologue」で幕をあけるシリーズで、そのような哲学的なテーマを掘り下げていこうと考えております。

■ゲーム概要

ゲームタイトル:「Soul Tolerance: Prologue」(シリーズ名「Soul Tolerance」)
ジャンル:SFアドベンチャーゲーム
パブリッシャー:Chaosmonger Studio
プラットフォーム:Steam(Windows, MacOS, Linux)
価格:1299円(12月19日まで1169円)

Steam
https://store.steampowered.com/app/1820430/Soul_Tolerance_Prologue/

公式サイト(英語)
http://www.chaosmonger.com/

Nicola Piovesan - chaosmonger studio (C) 2023


© 株式会社イクセル