甲府戦には助っ人FWら3選手が出場停止…ACL浙江vsブリーラムの乱闘騒ぎで8名が処分

国立競技場での甲府戦にも出場していたブリーラムFWシェイダエフ[写真:©超ワールドサッカー]

アジアサッカー連盟(AFC)は8日、11月29日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループH第5節、浙江FC(中国)vsブリーラム・ユナイテッド(タイ)で起きた乱闘騒ぎについての各処分を発表した。
【動画】浙江vsブリーラムで起きた乱闘騒ぎ

同試合は3-2で浙江が勝利したが、試合中でも選手に計7枚のイエローカードが提示されるなど、荒れ模様。終了直後の口論をきっかけに、ピッチ上で両軍の選手やスタッフが入り乱れての乱闘騒ぎにまで発展していた。

AFCは両クラブの選手・スタッフを合わせて8名に懲罰を命じ、ブリーラムの3選手と浙江FCの4選手には、それぞれ6試合から8試合の出場停止が命じられた。

ブリーラムの対象選手は、DFチティパット・テンクラーン、MFレオン・ジェームズ、FWラミル・シェイダエフ。12日の第6節ヴァンフォーレ甲府戦には出場できない。

また、両クラブにはそれぞれ1万アメリカドル(約150万)の制裁金が科されている。

グループHは現在、甲府が勝ち点「8」で首位に立っており、得失点差で2位にメルボルン・シティ(オーストラリア)、3位には勝ち点「6」でブリーラム、同勝ち点の浙江FCとなっており、どのチームにもグループステージ突破のチャンスが残っている。

最終節のカードはブリーラムvs甲府、メルボルン・シティvs浙江FCで、いずれも12日の18:30キックオフで行われる。

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