「007」シリーズの次回作では、2人の俳優がジェームズ・ボンド役を演じる可能性が高いことが分かった。2人の俳優が、若いボンドと年齢を重ねたボンドをそれぞれ演じると言われており、ポール・メスカル(27)が若いボンド役の最有力候補となっているそうだ。
ザ・サン紙は、次回作について「若い方と年齢を重ねた方の2人の007が出演」とした上で「幹部は、両方の役柄に向けて俳優候補を並べ始めており、トップターゲットの中には、アカデミー賞ノミネート歴のあるポール・メスカルがいる」と報じている。
ポールは、シリーズ26作目となる同作出演へ向けて現在交渉中だという。
2020年のBBCドラマ『ふつうの人々』で一躍脚光を浴び、来年公開予定のリドリー・スコット監督作『グラディエーター』続編ではルシウス・ヴェルス役を演じているポール。2020年のデジタル・スパイのインタビューで、「だれがボンドを演じるかって?どうだろう。わからないな。もし話が回ってきたら、話し合うよ」と語っていた。
新ボンド役に関しては、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でボンドガールを演じたアナ・デ・アルマスが以前、2006年から2021年にかけてボンド役を演じたダニエル・クレイグ(55)の後任をポールが務めるべきだと話していた。シリーズのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリの代理人は、ポールが若いバージョンのボンドを演じるのかという質問に対し「私達は臆測に関してコメントしません」と答えていた。
一方で、以前同シリーズのプロデューサー達と交渉に入っていると報じられていた『オッペンハイマー』や「ダークナイト」3部作などで知られるクリストファー・ノーラン監督は、ボンド映画の監督を務めることは「素晴らしい名誉」であり、創造的に「良い時」であればメガホンを持ちたいと意欲的な態度を示していた。
(BANG Media International/よろず~ニュース)